【防災支援】巨大地震注意の報道で依頼急増!独居・老老介護世帯の備えとは?
地震情報で一気に高まる防災意識
「巨大地震に注意」との報道を受けて、予想はしていましたが、朝から防災準備に関する依頼・相談が4件。
いつもの支援先でも、玄関にヘルメットが置かれ、「防災グッズはどこに置けば安全なのか」と不安を口にされる方がいらっしゃいました。
私たちの利用者様は、独居や老老介護世帯、遠方に家族がいる方が多く、災害時にすぐに頼れる身内がいないケースがほとんどです。

「備えすぎてる」ほど充実していた防災グッズ
今回、支援のなかで感じたのは、すでに備えがしっかりしているお宅が多いということ。
実は、今回のような報道をきっかけに動く方の多くは、
- コロナ禍の外出制限
- 過去の台風や地震
といった経験を経て、何度も防災意識を高めてきた方たちです。
家の中を一緒に確認してみると、蓄電池、カセットコンロ、医療品、紙類、電池、水のストックなど、我が家より充実しているのでは?と思うほどの備えがそろっていました。
ただし、消耗品や期限のチェックは必要です。
特に飲料水・乾電池・トイレットペーパーなどは、ストックはあっても賞味期限や動作確認が不十分なことがあるため、一緒に確認を行いました。
地震のタイミングが不安を後押し
そんな中、タイミング悪く神奈川でも揺れを感じる地震が発生。
直接的な関連はないとされながらも、「やっぱり来るのかも…」という不安が高まり、防災意識が過熱気味になっている印象も受けました。
実際、水が売り切れているスーパーも複数確認。
支援依頼の増加に備えて、私たちも受け方や対応方法に柔軟さと冷静さを持たなければならないと感じた一日でした。
「備えること」より「確認すること」の重要性
防災準備というと、「何を買うか」が注目されがちですが、実は“家の中にあるもの”をどう活用できるかを見直すことが大切です。
私たちは、利用者様の暮らしに合わせて、
- 物の配置
- 使用期限の確認
- 優先順位の整理
など、日常に根ざした防災サポートを行っています。
「備えはあるけど不安」「何が足りないのか分からない」──そんな時は、どうぞお気軽にご相談ください。